本妙寺最古の建造物である鐘楼は、明治41年(1908)頃に本郷丸山から巣鴨の地に移築されました。
令和2年(2020)には檀信徒各位の多大なご協力により改修工事が行われました。
大法要や除夜の鐘の時に鐘を撞きます。
「井波彫刻」という日本遺産に認定されている高度な技術で造られた彫刻が使用されております。
鐘は天保2年(1831)に天下泰平 國土安全 五穀豊饒 萬民快樂を願い鐘鋳されたものである。こちらの鐘も本郷丸山から巣鴨の地に移築されました。
太平洋戦争の戦火を逃れた鐘楼は、欅・檜・松・杉など様々な木材を使われており、何度も何度も改修工事を行いながら現在まで受け継がれております。
柱を交換している様子です。鐘楼全体をジャッキで持ち上げその隙間から柱を交換しております。写真左側の柱が浮いているのが分かります。
過去の補修工事では、金輪継ぎという技法を使い貫の補修が行われていました。