年中行事


1月 1日  午前零時より 年頭祈願会
2月 3日  節  分
3月     春季彼岸(春分の日前後一週間)
4月 8日  灌仏会(花まつり)
7月17日  盂蘭盆施餓鬼
9月     秋季彼岸(秋分の日前後一週間)
10月初旬  宗祖御会式
12月31日 午後11時45分より 除夜の鐘

行事紹介


年頭祈願会

年頭祈願会は12月31日~1月1日の除夜の鐘と共に行う行事で、本妙寺住職・執事が一天四海皆帰妙法(全世界が悉く法華の妙法に帰依すること)、令法久住 広宣流布(法華経を広く宣べ流布すること)、天下泰平国土安穩、五穀豊穣万民快楽、寺檀繁栄法灯相続 を願い法要を行います。


節分

 「節分」は四季の分かれ目のことで、立春・立夏・立秋・立冬の前日のことをいいます。現在は立春のことをいいます。

 この節分に厄払いを行い春を迎える行事が「鬼やらい」などといわれています。本妙寺では節分追儺会が営まれ各部屋に豆をまきます。

 総本山本成寺では日本三大鬼踊りの1つである「本成寺鬼踊り」が行われます。

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春季彼岸

春彼岸は春分の日を中日として前後3日間の1週間のことをいいます。「彼岸」とは「到彼岸」を略した言葉で梵語「パーラミター(波羅蜜多」の漢訳です。私たちの住む迷いが多い世界を此岸といいここから迷いを離れた悟りの世界に到るという意味です。

 彼岸は昼と夜の長さが同じになることから、仏教の説く中道の教えに通じるので、日本では古来より法要が営まれてきました。

 本妙寺でも法要を営みます。1年を通して春彼岸は最も参拝者が多い行事です。

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※期間中は境内へ車の乗入れは出来ません。


灌仏会(花まつり)

 毎年4月8日に行われる灌仏会(かんぶつえ)別称「花まつり」はお釈迦様の誕生を祝う行事です。

 本妙寺では灌仏会の日には本堂で、花見堂に安置された誕生仏といわれるお釈迦様が生まれた際の姿を再現した像に甘茶をかけお参りすることができます。甘茶を飲むこともできますので是非ご来寺ください。

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盂蘭盆施餓鬼(お盆)

 盂蘭盆施餓鬼(お盆)は7月13~15または16日(月遅れは8月13日~15日または16日)を中心に、お仏壇の前に精霊棚を飾りご先祖様を迎え、ごちそうをお供えし、菩提寺から僧侶に棚経に来てもらったり、菩提寺に参詣しお墓参りを行い先祖の追善供養を行います。

 また先祖や無縁の精霊の不孝して供養を受けられずに、因縁によって餓鬼道に迷い落ちている霊魂を、大勢の方々の読経、お題目の功徳によってお救いする法要を行います。

 本妙寺のお盆は7月12日~17日の期間に行われ、17日には全国から集まった僧侶が盂蘭盆施餓法要を行います。

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※期間中は境内へ車の乗入れは出来ません。

 


秋季彼岸

秋彼岸は秋分の日を中日として前後3日間の1週間のことをいいます。「彼岸」とは「到彼岸」を略した言葉で梵語「パーラミター(波羅蜜多」の漢訳です。私たちの住む迷いが多い世界を此岸といいここから迷いを離れた悟りの世界に到るという意味です。

 彼岸は昼と夜の長さが同じになることから、仏教の説く中道の教えに通じるので、日本では古来より法要が営まれてきました。

彼岸の詳しい説明はこちら

※期間中は境内へ車の乗入れは出来ません。


宗祖御会式

 宗祖御会式(しゅうそおえしき)は法華宗の宗祖日蓮大聖人が御入滅になられた弘安五年(1282)10月13日の御命日に合わせて執り行う報恩の法会をお会式といいます。伝説では入滅された際に大地が振動し、季節でもない桜が咲いたといわれています。そのことから本堂に桜の飾りつけを行います。

 本妙寺では10月13日に御会式(法要)を行っており、全国から集まった僧侶がお勤めを行います。

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除夜の鐘

 除夜の鐘は12月31日の大晦日に行われる行事で煩悩を洗い清め、新年を迎えるために鐘を撞きます。鐘は煩悩がおこす精神作用の総数である108に合わせて108回撞きます。参拝者は心をこめてて旧年の垢を落とすために鐘を撞きます。

 本妙寺では檀家さんや近所の方々が除夜の鐘を撞きに来られます。

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参考文献 法華宗、新・仏事のしきたり、平成29年12月1日初版、法華宗宗務院教化部